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スター候補選手&新人選手紹介

  • スター候補選手って何?

    一般財団法人日本モーターボート競走会は、ボートレースの次世代を担う若手有望レーサーを強化・育成する「2023スター候補レーサー」として58名のレーサーを選出しました。 当該レーサーには、それぞれのランクに合わせてグレードレースへの優先あっせん措置、メディア対応やマナーを身に付けるための講習会、操縦・整備の特別訓練などが行われ、スターレーサーになる為に必要とされるスキルの向上が図られます。

    【トップルーキー】

    登録6年以内かつA1級(15名以上の場合、勝率上位の者から選出)

    【フレッシュルーキー】

    登録5年以内の各レース場における推薦レーサー

  • トップルーキー

    佐々木 完太

    ササキ カンタ

    登録番号4980
    生年月日1996/05/29
    身長163cm
    体重52kg
    血液型O型
    支部山口
    出身地山口県
    登録期120期
    級別A1級
    2022年、2023年と2年連続でトップルーキーに選手された佐々木完太。2017年5月のデビューから5年目となった昨年は盛大なジャンプを果たした年だった。まず4月浜名湖では新モーターを仕上げ、優勝戦1号艇。デビューから11回目の優出で初の1号艇。いよいよ待ちに待った初優勝の瞬間が訪れるか、というレース。しかし、なんとそこに立ちふさがったのが師匠の吉村正明。逃げる佐々木に対して、3コースから鋭いまくり差しで肉薄。あわや逆転というバックストレッチの攻防で、佐々木が力を振り絞ったかのような外からのひと伸びで前に出た。敬愛する師匠と激戦の末のワンツーゴール、佐々木はグンと成長した。

    それからたった2節後の昨年5月、佐々木は大村のG2MB誕生祭でG2初出場を果たした。それまでG1は5節経験していたが、オールアウト戦で未勝利だった。アウトオンリーだったのには佐々木なりの考えがあった。「白井英治さんも今村豊さんも最初は6コース。今ではなく、今後のため。先の先のことを考えれば自分のためになる」という壮大な思考からだった。

    初優勝を経験した佐々木は、このG2戦を枠なりで戦った。破竹の3連勝で始まり、気が付けばSGレーサーを相手に優勝戦1号艇にいた。「舟足は節イチ。先にしっかり回れば絶対に差されない」と思っていたそうだが、2コース井口佳典に02スタートを行かれ、見た目は大ピンチ。しかしそこから伸び返し、井口を差しに回らせた。舟さえ向けば強烈足で、井口をあっという間に振り切ってG2初優勝を達成。「浜名湖の初Vの時はウイニングランがなくて、お客さんの前でやりたいと思っていたのですごくうれしいです」と飛び切りの笑顔だった。2023年の佐々木の目標はSGでの活躍。「しっかりと自分の武器を見つけて、成績を残したい」と全力でぶつかっていく構えだ。
  • フレッシュルーキー

    品川 二千翔

    シナガワ ニチカ

    登録番号5064
    生年月日1998/07/18
    身長164cm
    体重52kg
    血液型O型
    支部山口
    出身地山口県
    登録期123期
    級別B1級
    2018年11月のデビューから丸4年が過ぎ、5年目に突入する123期生・品川二千翔(にちか)。2023年は徳山のフレッシュルーキーに選出された。2023年1月10日の時点では、準優までは計7回進出しているが、まだ優出経験はない。勝率は3期連続4点台で、A2級昇格には勝率を1点以上アップさせなければならない。新人ホヤホヤの時代には師匠の原田篤志に「3年以内には結果を残してほしい」と言われたそうだが、タイムリミットは過ぎてしまった。

    しかし、品川二千翔にはただの新人にはない、ミラクルなところがあり、メイクドラマを演じる底力がある。その1例が初勝利の水神祭だ。デビューから約1年8カ月後の2020年7月18日の大村、品川の22歳の誕生日にその時はやってきた。それまで163走勝てなかったのがウソのように、この日は、3コースまくり差しの2番手から、3周1マーク外へいったん舟を持ち出しての全速ターンで逆転勝ちの水神祭。見事な勝利を最高のお膳立てで演じてみせた。

    もう1例は全国に名前を売ったシーン。昨年10月3日、ミッドナイトレース下関のメイン12Rだった。3号艇の峰竜太が3コースまくり差しを打ったが惜しくも届かず2番手というレース。このときに峰の後をまくり差していた品川が2マーク鋭く差して峰とサイドバイサイドの2着争いに持ち込んだ。2人で舟をハの字にしての押し比べ。峰が2周2Mでようやく追いついたかに見えた瞬間、品川が揺らぎの全くない全速まくりで峰をやっつけた。グランプリレーサー対新人。この2人が全く入れ替わってしまったかのような攻防に、見ていた誰もが驚いただろう。たまたまでも、偶然でも、ミラクルを起こせる新人はほんの一握りだ。

    師匠の原田篤志も品川のターンを褒めているが、品川が乗るボートのへ先は全くブレがないかのように狙った位置に向いてくる。ただ者ではない。

    山崎   祥

    ヤマサキ ショウ

    登録番号5106
    生年月日1999/01/24
    身長158cm
    体重51kg
    血液型A型
    支部山口
    出身地山口県
    登録期125期
    級別B1級
    2019年11月デビューの山崎祥(やまさき しょう)はプロになって3年が経過し、4年目に入ってきた。デビューしてちょうど2年目の2021年11月には125期生としては4人目の初優出を果たしている。そのレースは下関ナイターで、6枠だった山崎はピット離れで5コースが取れる幸運。ほぼ同体のスタートからまくり差しで伸び、2M先マイして初優出。配当は12万円台だった。翌日の優勝戦は3枠で、選手になって初めての3コース戦。ただ、前付けに来そうな選手を止めたり、スロー水域での駆け引きは新人とは思えない冷静ぶりだった。レースの方は内3艇同体からのまくり差し狙いで4着。初づくしにしては上々だった。

    山崎祥は今のところ(2023年1月現在)、級別と勝率はB1級の4点台だが、時々目の覚めるようなハイスピードターンを決める。2021年の1月6日、下関での水神祭がその象徴だった。センター3艇がまくり合戦で飛ぶ中、山崎は大外から鋭くえぐるようなまくり差しで特急列車のように突き抜け、10万円に近い高配当での初1着。厳寒の1月、大時計前での公開水神祭ではファンから温かい声援も送られた。「うれしかったです。道中はこれまで失敗したこととかをいろいろ考えていました。これからもたくさん失敗すると思うんですがこの1回の成功を今後も続けられるように前をめざします」と語った。無我夢中ではないところが、並の新人とは違う。

    小学校1年からフェンシングをやっていた山崎は、父に連れられて行った徳山でボートレースに出会い、その後レーサーになった。「125期では訓練時代から定松勇樹選手がズバ抜けていましたが、僕もスピードを恐れずに握っていくのが強み」と全速ターンにかける。そのためにゴム板やチューブを使い、身体感覚を研ぎ澄ます新しいトレーニングをしている。そのバランスから、あの魅力あるターンが生まれているのだろう。
  • 新人選手

    小林  京平

    コバヤシ キョウヘイ

    登録番号5311
    生年月日1998/02/28
    身長164cm
    体重52kg
    血液型O型
    支部山口
    出身地山口県
    登録期133期
    級別B2級

    Q1. ボートレーサーを目指したきっかけは?

    幼馴染の叔父さんである江本真治選手をきっかけにボートレース徳山にレースを見に行き、モーターの迫力に一目惚れし、自分もそっち側の立場に立ちたいと思ったから。

    Q2. これからの目標は?

    地元の大スターになる。3年でA級。徳山周年を獲る。

    瀬川  大地

    セガワ ダイチ

    登録番号5336
    生年月日2006/01/09
    身長171cm
    体重53kg
    血液型A型
    支部山口
    出身地山口県
    登録期133期
    級別B2級

    Q1. ボートレーサーを目指したきっかけは?

    父のレースを見て格好良いと思い、私も父のような格好良いレーサーになりたかったからです。

    Q2. これからの目標は?

    ヤングダービー優勝