12月27日~1月1日の年またぎで行われた正月レース「KRY山口放送杯争奪戦」。貫禄の走りを見せたのが寺田祥だ。グランプリ優出2着から転戦してきた寺田は、初日ドリーム戦で1着を奪うなどV争いをリード。手にしたモーターは2連対率45位の低調機だったが、好パワーに仕上げて予選を4・1・1・3・2・1・1着でトップ通過する。そして準優・優勝戦はインからきっちり逃げ切って快勝。4日目から5連勝のピンラッシュを演じ、2021年最初の徳山ウィナーとなった。勝った寺田は通算55回目の優勝。徳山では20回目の優勝となっている。