5日間シリーズで争われた「KRY山口放送杯争奪戦」。強さを見せたのは56歳のベテラン、田頭実だ。4月の一般戦で自身が乗ったばかりのモーター46号機を引き当てた田頭は、初日ドリーム戦でイン逃げを決めるなど序盤から上々の舟足を披露。2日目には2コース差し、3日目には3コース差しと2コース差しを決め、予選を2・1・4・1・1・1着でトップ通過する。そして準優・優勝戦はインから逃げ切って快勝。待望の今年初Vを飾った。勝った田頭は昨年12月の芦屋戦以来となる優勝で通算80V。徳山では4回目の優勝となっている。