ボートレース徳山では1月28日～2月2日まで「第14回ボートレースレディースVSルーキーズバトル」が開催される。女子レーサーと男子若手レーサーが団体戦で争う名物レース。過去13大会はレディース5勝、ルーキーズ8勝となっており、現在ルーキーズが4連勝中だ。徳山では女子が意地を見せるのか、それとも男子が連勝を伸ばすのか。また個人戦では誰が優勝を手にするのかも見逃せない。
レディースチームはA1勢から守屋美穂（岡山）、前田紗希（埼玉）、清水愛海（山口）が参戦。その他にも昨年クイーンズクライマックスに出場した宇野弥生（愛知）や、前回のレディースVSルーキーズバトル（※24年7月江戸川）で優出3着の清埜翔子（埼玉）、昨年クイーンズクライマックスシリーズ戦で優勝した勝浦真帆（岡山）、徳山V歴を持つ香川素子（滋賀）、片岡恵里（山口）、佐々木裕美（山口）など好メンバーがそろった。
女子のエースを担うのはもちろん守屋美穂だ。守屋のレディースVSルーキーズバトル参戦は19年6月のびわこ大会以来で2回目。びわこでは優出3着に入る活躍を見せて団体戦勝利に貢献しており、今回もチームを引っ張る存在になることが期待される。守屋は徳山で通算7優出の実績があるが優勝はまだゼロ。今度こそ徳山初Vをつかみたい。
ルーキーズチームはA1勢から常住蓮（佐賀）、島川海輝（山口）、藤田俊祐（東京）が登場。その他にも昨年12月の蒲郡戦でデビュー初Vを飾った藤森陸斗（福岡）や、昨年2Vをマークした佐藤航（埼玉）、速攻が魅力の仲道大輔（愛知）など楽しみなメンバーが並ぶ。
男子のエース格は地元の島川海輝だろう。通算4Vはルーキーズチームのなかで最多の数字。また徳山で優出歴を持つのはルーキーズチームのなかで島川のみだ。前期勝率6.60をマークしてA1級初昇格を果たした21歳の若武者が、チームを勝利に導くのか。
常住蓮も近況好リズム。今期7節走って4優出1Vの活躍を見せており、今期勝率は6.74という充実ぶりだ。25年トップルーキーにも選出された常住が、ルーキーズチームのポイントゲッターを担う。


（データはすべて2025年1月13日現在。カッコ内は所属支部）