徳山のお正月を女子レーサーたちが華やかに盛り上げる。ボートレース徳山では1月3日から「西部記者クラブ杯争奪 徳山オールレディース」が開催される。A1勢からは池田浩美（静岡）、田口節子（岡山）、金田幸子（岡山）、川野芽唯（福岡）、深川麻奈美（福岡）、平高奈菜（香川）、鎌倉涼（大阪）、小野生奈（福岡）、竹井奈美（福岡）、大山千広（福岡）が参戦（※級別は21年前期適用）。強豪が多数登場して年始から熱いバトルとなりそうだ。
V争いを引っ張るのはPGIクイーンズクライマックス組か。田口節子、平高奈菜、小野生奈、大山千広はティアラをかけた戦いのあと中1日で浜名湖から徳山に転戦してくる。
大山千広は徳山を過去5節走って4優出をマークしており、近況3節連続優出中と水面相性上々。当地初Vなるか注目だ。小野生奈は15年徳山一般戦と19年徳山ヴィーナスシリーズでV歴。20年11月の徳山一般戦で優出2着の活躍を見せたのも記憶に新しく、当地2節連続6回目の優出へ期待は高まりそうだ。平高奈菜は17年徳山男女ダブル戦で優勝した実績。当地出場9節で5優出1Vをマークしているだけに楽しみな存在になるだろう。田口節子は20年10月の徳山ヴィーナスシリーズを制したばかり。09年徳山女子リーグに続く当地2回目の優勝を飾った。今節は徳山2節連続Vがかかる。
その他では12月の芦屋ヴィーナスシリーズで優勝したばかりの川野芽唯、12月の多摩川男女ダブル戦で優勝するなど好調な鎌倉涼、11月の蒲郡G2レディースチャレンジカップで優出3着に入った深川麻奈美、久々のA1級復帰を果たした池田浩美と金田幸子、10月の徳山ヴィーナスシリーズで優出している竹井奈美らがV候補の一角となりそう。
またA1勢以外では11月に通算1000勝を達成した渡辺千草（東京）や、徳山2Vと当地好相性の中里優子（埼玉）、11月の児島オールレディースで優勝するなど近況リズム上昇中の宇野弥生（愛知）、10月の徳山ヴィーナスシリーズで優出2着だった西村美智子（香川）、19年末の徳山クイーンズクライマックスシリーズ戦でデビュー初Vを飾った平田さやか（東京）、本来の力を取り戻し始めている中村桃佳（香川）、11月の芦屋戦でデビュー初Vを手にした西橋奈未（福井）、徳山2回目の優勝を狙う地元の片岡恵里（山口）と佐々木裕美（山口）らに注目したい。


（データはすべて12月19日現在。カッコ内は所属支部）