レース展望

くだまつ健康パーク杯争奪戦(2025/05/07〜2025/05/12)

ボートレース徳山では5月7日〜12日まで「くだまつ健康パーク杯争奪戦」が開催される。A1勢からは中村有裕(滋賀)、渡辺浩司(福岡)、柳生泰二(山口)、小林泰(東京)、小山勉(埼玉)、前田将太(福岡)、森永隆(山口)、藤田俊祐(東京)が参戦。GW直後の徳山で熱戦を繰り広げる。
V争いを引っ張るのは前田将太だろう。昨年12月にグランプリシリーズを制して悲願のSG初V。今年に入っても1月の常滑BBCトーナメントで優出4着に入るなど好調をキープしている。今年の勝率7.93は全選出中7位の好成績で、今節出場メンバーのなかではもちろん断トツの数字だ。前田は徳山相性も抜群で、当地通算9優出4Vの実績。徳山前走となる昨年12月の「日本モーターボート選手会会長賞」で優勝するなど、当地最近6節で4Vを量産している。今節も他を寄せ付けずVロードを独走するのか。
対抗一番手には地元の森永隆を挙げたい。今年1月の徳山正月レースでオール3連対Vを飾り、4月の徳山戦「KRY山口放送杯争奪戦」でも優勝。今年徳山を3節走って2優出2Vと大暴れしている。約半月ぶりの徳山再登場でまた地元ファンを沸かせる走りを見せるのか注目だ。
地元からは柳生泰二も参戦する。4月の津周年で約2年ぶりのG1優出(2着)を果たすなど今年4優出2Vと近況好リズム。今年の勝率7.03は今節出場メンバーのなかで前田に次ぐ2位の数字だ。柳生は徳山通算27優出7Vを誇るが、当地優勝は22年4月を最後に3年ほど遠ざかっている状態。今節は久々の徳山Vを狙いたい。
その他では昨年9月の徳山戦「KRY山口放送杯争奪戦」で優勝するなど当地2Vをマークしている小林泰や、徳山6優出2Vの実績がある中村有裕、3月の三国戦で優勝するなどリズムを上げてきた渡辺浩司、2期連続A1級キープ中の小山勉、東京支部の次代を担う逸材の藤田俊祐らに注目したいところ。
A1勢以外では3月の多摩川戦で自身4回目の優勝を飾った福田宗平(大阪)や、来期A1級復帰が濃厚な藤山翔大(大阪)、今年4優出1Vをマークしている佐藤大佑(東京)、23年の「くだまつ健康パーク杯争奪戦」で優出5着に入っている岡谷健吾(広島)らが楽しみだ。


(データはすべて2025年4月21日現在。カッコ内は所属支部)

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