
レース展望
マクール杯争奪 徳山ヴィーナスシリーズ第12戦(2025/08/25〜2025/08/30)
女子レーサーたちの競演だ。ボートレース徳山では8月25日から「マクール杯争奪 徳山ヴィーナスシリーズ第12戦」が開催される。A1勢からは田口節子(岡山)、川野芽唯(福岡)、鎌倉涼(大阪)、小野生奈(福岡)、勝浦真帆(岡山)が参戦。来年8月のレディースチャンピオン開催も決まった徳山で、女子レーサーたちが熱戦を繰り広げる。
最注目はなんといっても鎌倉涼だ。8月に浜名湖で行われたレディースチャンピオンで優勝。デビューから約18年3カ月、悲願の記念レース初Vを飾った。新女王の座についてから最初に迎える節がこの徳山ヴィーナスシリーズだ。大きな注目を浴びながらの6日間になる。鎌倉は徳山最近3節で2優出1Vをマーク。当地前走となる21年オールレディースで優勝しており、今節は徳山2節連続Vがかかる。1年後には前回覇者として徳山レディースチャンピオンを戦う予定の鎌倉が、8月の徳山でどんな走りを見せるのか目が離せない。
対抗一番手は田口節子か。徳山は通算12優出4Vと相性抜群。09年女子リーグ、20年ヴィーナスシリーズ、23年ヴィーナスシリーズ、24年オールレディースと次々に優勝を重ねてきた。当地女子レースは最近5節で5優出3Vという圧倒的な強さ。今節もV争いに加わってくる可能性が極めて高いだろう。
その他では浜名湖レディースチャンピオンでG1初優出を飾った勝浦真帆や、徳山2Vの実績を持つ小野生奈、徳山前走の23年オールレディースで優出2着の川野芽唯らがV戦線を賑わせそうだ。
A1勢以外にも楽しみな選手が多い。古巣徳山で2節連続優出中の魚谷香織(福岡)や、23年徳山オールレディースでデビュー初Vを飾った小芦るり華(佐賀)、昨年7月の徳山一般戦で優出2着に入っている山口真喜子(長崎)、4月の鳴門ヴィーナスシリーズで初優勝を手にした小池礼乃(福岡)らに注目したい。
地元の山口支部からは片岡恵里、佐々木裕美、矢野真梨菜、福山恵里奈、野田彩加、寺田空詩、原村百那、寺田夢生、小畑楓夏の9人が参戦。佐々木は昨年8月の徳山ヴィーナスシリーズで優勝しており、大会2連覇をめざす戦いになる。
(データはすべて8月11日現在。カッコ内は所属支部)
戻る
Top
(c)BOAT RACE TOKUYAMA