地元トップレーサーが集結だ。ボートレース徳山では8月5日からお盆レース「黒神杯争奪戦」が開催される。山口支部のA1レーサーからは谷村一哉、原田篤志、吉村正明、柳生泰二、森野正弘、佐々木完太が参戦。遠征勢からも船岡洋一郎（広島）、中田元泰（香川）、中村晃朋（香川）、浜先真範（広島）らが登場する。
谷村一哉は今年9優出2Vとリズム上々。特に6月以降は5節走って4優出と近況調子を一段と上げている。徳山では3月の一般戦で優勝したのが記憶に新しいところ。今年2回目・通算10回目の徳山Vを狙いたい。
原田篤志は今年徳山を4節走って3優出の活躍。1月の徳山正月レースで優出6着、2月の徳山G1中国地区選で優出5着、5月の徳山GWレースで優出5着と随所に見せ場を作っている。8月のSGボートレースメモリアルに徳山推薦で出場することも決まっただけに、ここで当地3回目の優勝を飾ってSGへ向かいたい。
吉村正明は今年の勝率が6.90で今節出場メンバーのなかでトップの数字。ただ1月の芦屋戦と2月の唐津戦で連続Vを飾るなど年始は好調だったものの、その後は優勝回数を伸ばせずにいる。徳山も今年6節走って優出1回とやや苦戦ぎみ。今節はV争いを賑わして当地14回目の優勝を掴みたい。
佐々木完太は7月の徳山ルーキーシリーズで痛恨のフライング。V獲りが期待される節だったが、2日目にプラス05のFを切って途中帰郷となってしまった。今節はその雪辱を果たすべく徳山初Vを目指したいところ。9月の徳山ヤングダービーに向けても大事な一節になる。
その他では昨年の徳山お盆レースで優出2着の柳生泰二や、5月の徳山GWレースで白井英治に次ぐ優出2着に入った森野正弘、徳山3Vの実績がある長尾章平、16年8月に「黒神杯争奪戦」で優勝している大田直弥などに注目したいところ。遠征勢では7月の芦屋戦で6コースまくり差しでインの原田篤志を破って優勝した船岡洋一郎や、今年2Vをマークしている中田元泰、5月に丸亀GWレースで優勝した中村晃朋、前期勝率6.22でA1級初昇格を果たした浜先真範らが楽しみだ。


（データはすべて7月20日現在。カッコ内は所属支部）