ボートレース徳山では2月23日から「周南工場夜景カップ ～本命バトル～」が開催される。A1勢から烏野賢太（徳島）、山本英志（東京）、中野次郎（東京）、関裕也（福岡）、鶴本崇文（大阪）、大池佑来（東京）、古澤光紀（福岡）、上條暢嵩（大阪）、羽野直也（福岡）の9人が参戦し、その他はすべてB級という構成。"本命"を担うA1勢が底力を見せるのか、"伏兵"のB級勢が波乱を起こすのか楽しみなシリーズだ。
優勝候補の筆頭格は羽野直也か。今期勝率7.44は今節出場メンバーのなかでトップの数字だ。また昨年11月の徳山戦「BP呉開設28周年記念」で優勝したのが記憶に新しいところ。徳山は4節連続優出中と好相性で、当地通算7節で5優出2Vと抜群の成績を残している。今節も徳山水面を縦横無尽に駆け回って当地2節連続Vを飾るのか注目したい。
対抗一番手は中野次郎か。1月の丸亀一般戦で約1年5カ月ぶりの優勝をマークするなど近況リズム上昇ムード。今年4節走って3優出1Vと好調な走りを見せている。徳山はG1優出1回、G2優出1回を含めて通算6優出1Vと相性良好。昨年10月の徳山G3企業杯でも優出3着に入る好走を演じたばかりだ。当地2回目の優勝は射程圏だろう。
侮れないのは古澤光紀だ。今期勝率7.31は羽野に次いで今節2位の好成績。今期6節走って4優出とコンスタントにV争いを沸かせている。徳山は通算3優出0Vでまだ優勝歴こそないものの、当地前走となる昨年11月の「住信SBIネット銀行賞」では節間オール3連対で優出3着に入る活躍を見せていた。徳山初Vを目指す戦いに注目だ。
その他では徳山2Vの実績を持つ大池佑来や、53歳となった今なお記念戦線で存在感を見せる烏野賢太、徳山最近6節で4優出をマークしている山本英志、18年の徳山G3企業杯で優出2着の実績がある関裕也、2月の尼崎戦で約5カ月ぶりの優出を飾るなどリズムを取り戻してきた鶴本崇文、昨年の徳山ルーキーシリーズでFを切った雪辱を果たしたい上條暢嵩らがV争いを沸かせそうだ。

（データはすべて2月9日現在。カッコ内は所属支部）