ボートレース徳山では6月4日から「美容室SHAMPOO杯」が開催される。4日間シリーズの男女混合戦に、ダービーチャンプ・守田俊介（滋賀）、レディースチャンプ・大山千広（福岡）をはじめ、安田政彦（兵庫）、森定晃史（岡山）、里岡右貴（福岡）、秦英悟（大阪）、松田大志郎（福岡）、上條暢嵩（大阪）らが参戦。熾烈な短期決戦となりそうだ。
守田俊介は3月の徳山戦「中日スポーツ杯争奪戦」で1･1･1･1･1･4･1･2･2･1･1着と節間8勝のピンラッシュを見せて優勝したばかり。あれから約2カ月余りで当地再登場だ。徳山では通算4回のV歴があり、当地3節連続優出中と水面相性良好。再び1着乱れ撃ちでV戦線を独走するのか。
大山千広は昨年末のクイーンズクライマックス以来となる徳山登場。当地は過去4節走って3優出と相性は良いものの、昨年1月の「楽天銀行杯争奪戦」では優勝戦1号艇で6着に終わるなどまだ優勝はできていない。今年すでに3Vをマークするなど近況リズムは上々なだけに、今度こそ徳山初Vなるか注目だ。
秦英悟と上條暢嵩の大阪勢も見逃せない。前期勝率は秦が7.13、上條が7.10で今節出場メンバーのなかで1位と2位だ。秦は徳山6優出と当地好相性、上條も2月の「山口マツダ周南東店カップ」で徳山初優出を飾ったばかりと、2人とも当地攻略へ不安はない。近況記念戦線でも存在感を増すばかりの2人が、V争いをリードしても不思議ではないだろう。
その他では徳山V歴のある安田政彦と松田大志郎や、4月の蒲郡周年で優出3着に入るなど好調な森定晃史、徳山2節連続優出中の里岡右貴らもV戦線に名乗りをあげてきそう。A2勢では前期勝率6.25でA1級初昇格を決めた藤山翔大（大阪）や、17年徳山ヴィーナスシリーズ覇者であり前期勝率6.55で3期ぶりのA1級復帰が決まっている細川裕子（愛知）、今節地元のエース格を担う末永祐輝（山口）らも楽しみだ。

（データはすべて5月14日現在。カッコ内は所属支部）