
レース展望
復活!西京波者決定戦(2026/01/02〜2026/01/07)
ボートレース徳山の正月レース「復活!西京波者決定戦」が1月2日〜7日まで開催される。地元の山口支部から白井英治、原田篤志、長尾章平、森野正弘、森永隆、井本昌也らが登場。遠征勢からも石川真二(福岡)らが参戦し、26年最初の徳山ウィナーの座を争う。
V候補の筆頭はもちろん白井英治。徳山正月レースは06年、09年、16年、17年、20年、22年、23年と過去7回も優勝を重ねてきた。今回も他を圧倒する走りを見せるのか。25年の白井は8月のSGボートレースメモリアルで優勝するなど大いに存在感を見せたが、年末のグランプリではトライアル1stで3・5着に終わって8位敗退という悔しい結末に。26年は4年ぶりのグランプリ奪還をめざすシーズンとなるだけに、まずは年始に徳山で優勝して幸先良いスタートを切りたい。徳山通算28回目の優勝を狙う戦いに注目だ。
対抗一番手は近況好調の原田篤志か。25年下半期に14節走って9優出4Vをマークする大活躍。7月の芦屋戦、8月の大村戦、8月の下関戦、11月の若松戦と次々に優勝を飾る快走を演じた。前期勝率7.29は今節出場メンバーのなかで白井英治(7.40)に次ぐ2位の数字。原田にとっては6期ぶりの勝率7点台だった。特に目立ったのはイン戦の強さで、25年下半期は1コースで33戦30勝の1着率91%という鉄壁ぶりを披露。今節も内枠でしっかりポイントを稼いで勝ち上がってくるのか。
森永隆は25年の徳山正月レース覇者。1・2・3・2・2・2・2・2・1・1着のオール3連対で頂点に立ち、通算5回目・徳山2回目の優勝を飾ったのが記憶に新しい。今節は正月2連覇をめざしての登場だ。森永は前期勝率5.83と苦戦して3期ぶりにA2級へ降格。今期は現時点で勝率6.49と持ち直しているが、12月に常滑周年でフライングを喫するなどリズムは不安定だ。未消化のF1本持ちで迎える徳山正月レースは真価を問われる一節となりそうだ。
その他では25年に14優出2Vの活躍を見せた井本昌也や、徳山4回目の優勝を狙う長尾章平、11月に4節連続優出をマークするなど好調な森野正弘、15年に徳山正月レースで優勝している吉村正明、健在ぶり光るインファイターの石川真二、若手注目株の島川海輝、笹木香吾らも楽しみだ。
(データはすべて2025年12月18日現在。カッコ内は所属支部)
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