
レース展望
G3レノファ山口カップ(2025/12/13〜2025/12/18)
ボートレース徳山の企業杯「G3レノファ山口カップ」が12月13日〜18日まで開催される。A1勢からは烏野賢太(徳島)、太田和美(大阪)、馬袋義則(兵庫)、中岡正彦(香川)、宇佐見淳(愛知)、梶野学志(東京)、森定晃史(岡山)、武重雄介(山口)、篠田優也(兵庫)、島村隆幸(徳島)、三浦敬太(東京)、小池哲也(大阪)が参戦。強豪が多数登場するG3レースでハイレベルなV争いとなりそうだ。
V候補の筆頭格は中岡正彦か。今年ここまで16優出7Vという大活躍。7月には大村戦と若松戦で2節連続Vを飾り、10〜11月には浜名湖戦、宮島戦、多摩川戦で3節連続Vをマークするなど圧巻の優勝ラッシュを演じている。前期勝率7.50は今節出場メンバーのなかで断トツの数字だ。中岡の持ち味はなんといっても速攻力。今年まくり1着が30本を数えるなど、センター速攻の破壊力は凄まじい。徳山では通算15優出2Vの実績があり、当地前走となる今年6月の「西部記者クラブ杯争奪戦」でも優出3着の活躍を見せたばかり。今節も徳山水面にまくりの花を咲かせてV争いを沸かせるのか。
対抗一番手は島村隆幸か。前期勝率7.01は今節出場メンバーのなかで中岡に次ぐ2位だ。今年はここまで9優出1Vという成績。2月に丸亀G1四国地区選手権での優勝があったが、5月の丸亀SGボートレースオールスターで痛恨の準優フライング。現在は1年間のSG選出除外と6カ月間のG1・G2選出除外で一般戦回りを強いられている状態だ。徳山では通算5優出2Vをマークしており、16年と19年にルーキーシリーズで優勝した実績。今節は当地3回目の優勝を狙う。また島村は今節3日目の12月15日が35歳の誕生日。バースデイシリーズでの優勝もめざす。
太田和美も楽しみだ。今年9優出3Vをマークしており、9月にはG1高松宮記念で優出5着に入る活躍。52歳となった今なお記念戦線で躍動している。徳山では通算10優出4Vの実績を持ち、18年にG1徳山周年で優勝している。今節も太田らしい走りを徳山水面で見せてくれそうだ。
その他では今年12優出とコンスタントな活躍光る宇佐見淳や、今年3Vをマークしている三浦敬太、徳山3Vの実績がある馬袋義則、11月に2節連続優出を飾るなど近況好調な梶野学志、今節終了直後の12月20日が58歳の誕生日の烏野賢太、今年9優出2Vの森定晃史、地元期待の武重雄介らに注目したいところ。A1勢以外では10月の鳴門戦でデビュー初Vを飾った眞鳥康太(長崎)や、前期勝率6.27で4期ぶりのA1級復帰を決めた戸塚邦好(東京)、徳山前走となる5月の一般戦で優出4着に入っている山下昂大(岡山)らが楽しみだ。
(データはすべて2025年11月25日現在。カッコ内は所属支部)
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