
レース展望
ニッカン・コム杯争奪戦(2025/12/4〜2025/12/9)
ボートレース徳山では12月4日〜9日まで「ニッカン・コム杯争奪戦」が開催される。A1勢からは田中豪(東京)、山本寛久(岡山)、興津藍(徳島)、石塚久也(埼玉)、西野翔太(広島)、和田兼輔(兵庫)、末永祐輝(山口)、村岡賢人(岡山)、上田健太(愛知)が参戦。実力伯仲で大混戦のシリーズとなりそうだ。
V候補の筆頭格は村岡賢人か。前期勝率7.20は今節出場メンバーのなかでトップの数字だ。今年ここまで11優出2Vとコンスタントな活躍を見せており、8月の児島お盆レースと10月の蒲郡戦で優勝している。村岡の今年の成績を見ると、1コースの1着率が72%と高く、2〜5コースではいずれも1着率20%台をマーク。どこからでも勝てるのが魅力だ。徳山は通算1優出0Vでまだ優勝歴がないだけに、今節は徳山初Vを狙いたい。
山本寛久も楽しみだ。今年ここまで9優出2Vをマーク。4月の大村戦と6月の大村戦で優勝がある。徳山では通算14優出5Vという抜群の実績。今節もV争いを沸かせる存在となってくるのか。
徳山相性なら西野翔太も見逃せない。徳山通算5優出2Vの実績。今年は徳山を2節走っているが、4月の「KRY山口放送杯争奪戦」では節間4勝をマークして優出6着、9月の「サッポロビールカップ」では開幕3連勝を含む節間4勝で優出4着といずれもしっかり結果を残していた。今節は徳山3節連続優出を狙う。
近況の勢いなら和田兼輔だ。9月の多摩川戦で優出2着、10月の下関戦で優出2着、10月の福岡戦で優出6着、10月の芦屋戦で優出6着、11月の蒲郡戦で優出6着と怒涛の5節連続優出をマークしている。徳山では昨年9月の「トライアングルカップ」でオール2連対Vを飾っており、当地2回目の優勝へ期待が高まりそうだ。
その他では9月の福岡戦で約2年10カ月ぶりの優勝を飾った末永祐輝や、徳山2Vの実績がある興津藍、7月の江戸川戦でデビュー初Vを飾った上田健太らに注目したいところ。A1勢以外では徳山2節連続優出中の酒見峻介(佐賀)や、前期勝率6.63でA1級昇格を決めた上村純一(群馬)、9月の宮島ルーキーシリーズで自身3回目の優勝を飾った仲道大輔(愛知)らが侮れない。
(データはすべて2025年11月9日現在。カッコ内は所属支部)
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