
レース展望
にっぽん未来プロジェクトin徳山(2025/11/26〜2025/12/1)
ボートレース徳山では11月26日〜12月1日まで「にっぽん未来プロジェクトin徳山」が開催される。A1勢からは三角哲男(東京)、田中信一郎(大阪)、飯島昌弘(埼玉)、谷津幸宏(埼玉)、竹田辰也(山口)、岡崎恭裕(福岡)、里岡右貴(福岡)、末永由楽(岡山)、渡邉和将(岡山)、前田聖文(愛知)、金子和之(埼玉)、上田龍星(大阪)が参戦。好メンバーが集結して大激戦のV争いとなりそうだ。
まず注目したいのは岡崎恭裕だ。徳山は通算4優出0Vで意外にも優勝経験なし。デビュー通算59Vを記録している岡崎にとって、まだV歴がない水面は徳山だけだ。今節優勝して24場制覇達成なるか。岡崎は今年ここまで6優出2V。4月の平和島戦と7月の下関戦で優勝するなどリズムは悪くない。徳山初Vのチャンスは十分だろう。
V候補の筆頭格は上田龍星か。前期勝率7.36は今節出場メンバーのなかでトップの数字だ。今年ここまで9優出5Vをマークする活躍ぶり。それも7月以降に10節走って5優出5Vと近況怒涛のVラッシュを見せている。この勢いで徳山水面も制圧するのか。徳山は通算3優出1Vと相性良好。当地前走となる昨年7月の「YAB山口朝日放送杯争奪戦」で優勝しており、今節は徳山2節連続Vがかかる。
渡邉和将も目が離せない。今年2月に徳山で行われた中国地区選手権で優勝。6・1・1・1・1・1・1・1着と初日後半から7連勝を飾る圧巻の走りでG1タイトルを手にしたのが記憶に新しい。今節もピンラッシュを演じるのか。
古賀繁輝(佐賀)も楽しみだ。前々期に勝率5.58と大苦戦してA2級降格を喫したが、前期はしっかり復調して勝率7.03をマーク。2期ぶりのA1級復帰を決めた。9月の津戦では約1年1カ月ぶりの優勝も飾るなど近況リズムは申し分ない。古賀は徳山通算9優出4Vとこの水面は相性抜群。09〜13年にかけて徳山4節連続Vを記録した経験も持つ。徳山巧者が本領を発揮するのか注目だ。
その他にも地元のエースを担う竹田辰也や、10月の多摩川戦でオール3連対Vを飾るなど好調な田中信一郎、今年3Vの三角哲男と今年2Vの飯島昌弘、徳山2Vの実績がある谷津幸宏などV争いを賑わせそうな選手が多数。シリーズは大混戦ムードだ。
(データはすべて2025年11月6日現在。カッコ内は所属支部)
戻る
Top
(c)BOAT RACE TOKUYAMA