レース展望

tysテレビ山口放送杯争奪戦(2025/07/13〜2025/07/17)

ボートレース徳山では7月13日〜17日まで「tysテレビ山口杯争奪戦」が開催される。男女混合の5日間シリーズにA1級からは野長瀬正孝(静岡)、須藤博倫(埼玉)、湯川浩司(大阪)、和田兼輔(兵庫)、平見真彦(愛知)、塩田北斗(福岡)、河野大(徳島)、白神優(岡山)、安河内健(佐賀)が参戦。強豪ぞろいで熾烈なV争いとなりそうだ。
シリーズを引っ張るのは湯川浩司か。6月の戸田SGグランドチャンピオンでは4コースまくりを2本決めるなど予選7位に入る活躍。準優5着で優出こそ逃したが、SGでは約4年ぶりとなる予選突破を果たして存在感を見せた。湯川は今年すでに7優出をマークするなど近況好リズム。今節もV戦線を賑わせそうだ。また徳山では通算7優出2Vの実績があり、05年に徳山新鋭リーグ、15年にG2徳山MB大賞で優勝している。今節は約10年ぶり3回目の徳山Vをめざす戦いに注目したい。
対抗一番手は塩田北斗か。前期勝率7.53は今節出場メンバーでのなかでトップの数字だ。3月の若松SGボートレースクラシックで優出2着に入る活躍を見せたのも記憶に新しいところ。賞金ランキングは現在19位につけており、グランプリ初出場が狙える位置だ。塩田は徳山通算7優出1Vと当地相性良好。21年の一般戦以来となる徳山2回目の優勝をめざして今節はどんな走りを見せるのか。
その他にも記念優勝5回の実績を誇る須藤博倫や、前期勝率6.26で10期ぶりのA1級復帰を果たした57歳の野長瀬正孝、徳山前走となる昨年9月の「トライアングルカップ」で優勝している和田兼輔、前期に勝率7.10の自己ベストを記録した安河内健、22年に徳山一般戦でV歴がある河野大、徳山一般戦最近5節で4優出をマークしている白神優、前期勝率6.33で8期ぶりA1級復帰の平見真彦らもV争いに名乗りをあげてきそうだ。
またA1勢以外にも強豪が多数。5月の浜名湖GWレースと6月の常滑マスターズリーグで優勝するなど好調な佐々木康幸(静岡)や、徳山2節連続優出中の前野竜一(山口)、記念優勝3回の実績がある吉田俊彦(兵庫)、1月の徳山正月レース「tysテレビ山口杯争奪戦」で優出6着の柳瀬興志(山口)らも見逃せない。


(データはすべて2025年6月28日現在。カッコ内は所属支部)

戻る
Top

(c)BOAT RACE TOKUYAMA